春分

ロジック
大切にすべき
と
考える時点で
すでに違う

大切なもの
見つめるとき
大切になんて
考えなかった

たとえば
やわらかな
幼な子の頬
指でそっとふれた
あの日のように

ロジックで
描こうとする
恋のかたちは
儚い

ためにも。。
こんなに
やってるのに。。

君は
うつむく

くやしさ
わかる気がする
いつも
一生懸命やからね

人を思いやり
自分のこと
ほっといてでも
いってしまう

がんばるなとは
言わない
けど
壊れないようにね

君を
想う
ぼくのためにも

わけ
眠れないと
いう君を思う

わかりたいと願う

言葉に出来ない
辛さ抱えても
前を向く君

その痛みに
ぼくは
なにが出来る?

そうして
己がうぬぼれに気づく

知る必要などないことに

傷のわけ
知らずとも
傷つつむ
やわらかい布には
なれるのだから